SCOTT SPEEDSTER

ハイエンドではなく、ずっしり系アルミロードバイクとして”買った人には愛されて、それ以外の人には特に印象に残っていないのではないか”と関係者が微妙な発言をするスピードスターですね。そもそもスピードステアーなのかスピードスターなのかもわかりにくい。乗れば物凄い乗りやすいんだから、関係者はがんばって下さい。


おまえ、いきなりそんなこと言うなよ。関係者は頑張っているよ。第2回GSRカップだって出展してただろ?あれ、休みないのに出展して現地に家族連れてきて試乗貸出してたんだからな!スコット愛&自転車愛半端ないだろ!ま、なんでもいいけど。

スピードスターSPEEDSTERの名は、スピード違反=すげえ速いぜ的な意味合いも持った「入門~ホビーライダーのための秀作」確かに重量は重い、ずしっとクル。でも乗ると”ちゃんと進む”んだよね。このちゃんと進む感は基本のようで上手いと思う。


私もレディースモデル「コンテッサ」乗ってみた時に「あれ?持った時より進みが軽い」って思いました。試乗したうちのスタッフも全員言ってましたね。でも、そんなスゴイ、アルミ素材なんですか?


いや。全然ふつーw 6061のアルミをハイドロフォーミングなんて今では普通ですよ。でも、力を受け止めて、前に進む力に変えるフィーリングをどうやって演出するかにおいては、非常に優秀。自転車の作りの良さって、素材番号とかだけでなく、部分的な要素や数値的なスペックだけでなく、やはり実体感は大事だなと感じさせてくれる。「どうせ6061のアルミの自転車なんてこうだろう」な~んてことを言っていると来るべき第◯次アルミフレーム戦争では情報不足を露呈すると言わせていただこう。(キリッ!)


う~ん、そういうことってあるんですね。他のメーカーのエントリーモデルが悪いわけではなく、スピードスターが一番持った時と乗った時の差がいい意味で大きかったかな~はっきり重いのにね~


昔、10年以上前?ピナレロのアングリルっていう廉価版モデルがあって、重量的には激重なの。クロスバイクかよってレベル。これは売れないわ、重すぎwとか言って試乗したら「あれ?速い?あれ?あれれ?攻め攻めしまくりじゃん。嘘でしょ?うわぁ!これ速いよ!!」ってなったことがあってさ。重さ以外の、自転車としての基本要件のバランスがレーシングモデルと同じバランスなんだよね。絶対値は高くなくても、バランスでここまでバイクは表情を変えるのか?って衝撃だった。優秀な廉価版モデルは多々出ているけど、スピードスターはホントにそれと同じで走る。高校生とか中学生でレースにも出たいけど、予算は沢山無い!でもメチャクチャ練習する!って覚悟決めたら、もうこれは最有力候補!


大絶賛ですね!でもスコットってやっぱりインターハイの勝負どころでフレームがメキッ!!っていっちゃったりするんでしょうか?ほら、あの今、、、


ストップ!ストップ!それはあくまでストーリー上のことでしょう!フレーム折れてあざみライン登り切れてたらそれで十分に性能高いっちゅうの!折るのは話の腰だけにしときぃな!


えへ。言ってみたかっただけです。でも重さって何なんだろう?進むってなんなんだろう?って考えさせられるバイクでした。乗り味はがっしりしているけど、動かしやすいって感じがしました。あと、ブレーキの部品レベル以上に「止まる」感じもしました。これはニャモさんも言ってましたよ。


硬いというより、しっかりしているって感じだね。ペダリングの踏みどころも範囲が広くて、バイク全体がしっかり剛性があるから体重もかけやすい。振動吸収性を高めるために形状変更することは大事なことだけど、フレームがどんなふうに傾いているのか、どんなふうに進もうとしているのかを乗り手に連絡するための「必要な硬さ」ってものはあると思うんだ。スピードスターは、そのポイントではちゃんとしまくっている。
フロントフォークも抜いてみると「鈍器かよ」ってくらい重いけど、制動時にびびらないからブレーキもしっかりしている。キャリパー部品のグレード設定も大事なんだけど、 ブレーキングは”タイヤ+ホイール+ブレーキ+フォーク+フレームのヘッド周辺剛性” が連環しているからね。これくらいガシっとさせたのは、メーカーの良心かもね。重いけどw

スピードスターの良さはある意味でフレームに進む感触を与えるための 取捨選択が明確なところ にあるのかもね。アップライトでもないし、やわらかなフィードバックを謳っているわけでもない。設計数値的にも極端なコンフォート性でもない。初心者に迎合しすぎない代わりに、踏み込んだ時の反応というか進む楽しさを上位モデルに負けないフィーリングで作っているッて感じかな。味付けしたエンジニアが上手いよ。重いけど。めっちゃ重いけど。それは許せるし、あとから工夫で軽くするのがいいわけですよ。マニア的には。
ペダルレスで8.3キロまで軽くできたら、一昔前のレース用アルミの重量だから、ホビーライダーに不満は残らないと思うな~


なんか、初心者用というよりは一緒にレベルアップしていけそうなバイクって感じが素敵ですね。


メーカー公認インプレッション