小野田坂道くんと山神・東堂尽八のチェーンルブセッティングとは!?
①坂道くんセッティング 油膜:薄め

スプレーした直後にすぐに拭きとっちゃうってことですけど、大丈夫なんでしょうか?チェーンルブってパッケージの裏面にも ”10分程度時間を置くこと” を説明書きしてありましたよね?


そうだね。10分ほど放置するように書いてあるのは、そのほうが飛散を抑えられるって書いてあるとおり。10分待たないと大変なことになるとかではないよw

ま~、坂道くん滅多にダンシングしないからね。あんだけグルグル足を回すってことだから、一回ごとペダリングに跳ね返るフィーリングも好みはあるだろうね。と、なると踏み出しの抵抗感は少ない方が気持ちいいでしょう!油膜が薄いから、ペダリングそのものが軽くなる ってものではないんだけど、動き出しの最初の感触は大きく異る(乗り手が感じ取れるレベルで違う)からね。そういう点を踏まえての 注油即20回転拭き取り だね。


いきなり拭き取るのはいいとして、ルブの量が少なくなっちゃったらレース中にまずいことになりませんか?ギシギシっ!って?


ま~、そこがチェーンルブの面白いところで、チェーンに残ろうとする効果、仮に残留力というか、それの無いケミカルではチェーンの駆動の勢いで油が飛散してしまって、油膜切れが早く起こってしまう!

でも、チェーンルブは半ペーストだから拭きとった後もローラー内部に残留するのです!だからスグに20回拭いても、ちゃんとローラー内に残れるんだよ。これは実際試してみればわかる。

MTBとかのチェーンの暴れが多いシチュエーションでは、ドライタイプのオイルをチェーンルブに変えたら、ドライブ周辺に飛散する油の量が目に見えて減ったりするよ!


バイクはエンジンだから、相当早くチェーンが回ってますよね? あ!なるほど!人間離れしたかのようなケイデンスを誇る坂道くんのハイケイデンスにも対応できるというわけですね。


その通り。正直にクリアファイルには、ルブのライフは減ってしまうって書いてあるんだ。黙っとけばいいのにw


店長ひどい~!これは油に嘘はつかないっていう関係者の男気ですよ!かっこいい!


ま~、このセッティングの条件としては ①ケイデンス型でくるくる回す ②まめに再注油するって条件が必須だね。近くに古賀先輩がいてくれない人はちゃんと自分で管理しないとねw
距離的には150~180キロくらいまでは、ぎりぎりで良いコンディション保てるかな?200キロを超えてすぐに駄目になるわけではないけど、コースによっては、ちょっとだけ終盤が不安かも。ま~ほぼ問題ないと思うけどね~

インターハイの距離の範囲って感じですね。汚れも一番少ないセッティングだし、女子向きなところもあるかもです。
そういえば、今更なんですけど、どうして最後はチェーンの表面を拭き取らないといけないんですか?表面にも油が少しくらい残っている方が良くないですか?


えぇ~?教えたでしょ? チェーン表面を油でヒタヒタにしても、ゴミや砂、埃を付着させちゃう状態では良くない んだよ。自転車のチェーン駆動は、もっとトルクが大きい重機械とかのチェーン駆動とはちょっと違う部分もあって、一番最重要になるのは、チェーン内部のローラーがどれだけスムーズに回るかに大きく影響される。表面を滑らかに動かす分量は、拭きとっても最低限必要な量が得られるから最後は拭きとるんだよ。

あ!そうでした!拭きとっても、走った後にはチェーン表面って絶対汚れますもんね。それだけ、チェーンって動いているからオイルも大事なんですね。

小野田坂道くんと山神・東堂尽八のチェーンルブセッティングとは!?
②山神・東堂尽八セッティング 油膜:普通

東堂尽八のかっこよさは歴史に名を残しますね!「スリーピングクライム」とかも~最高にキマってますね!それと比べて、うちの店長は 「起きてます?まだゴールしてないですよ?」 ってレベルですからねぇ~ (かわいそうな人を見る目)


レース中に集団から大逃げ(ただし後方に)する時の俺は、静かすぎて誰も気が付かないからね。音もなく俺を置き去りされる!まさにスリーピングリタイア!って、うるさいわ!!


(はい、ほっとこう!)山神のセッティングは、いわゆる普通のチェーンルブの使用方法です。吹き付けて、10分置いて、表面を拭き取る。これは、ワタシもそうだろうな~ッて思いました!だって、坂道くんは超ハイケイデンスでしょ?巻島先輩は自転車振りまくり、真波くんはギア重めだし。そう考えると東堂尽八、基本に忠実な生粋のクライマーなのですね。かっこいい!


東堂セッティングは スプレー缶にも記載のある基本のセッティング だね。チェーンルブの一番スタンダードで特長がはっきり感じやすい仕上がりになる。10分置くとはっきりわかるくらい粘性が変わって、ワコーズチェーンルブの特別な使用感がわかるんだ。
チェーンルブはこの吹き付けて、少し置いて拭き取りっていう作業で十分に性能を発揮してくれるけど、それだけじゃないんだ。走り終わって、表面を強めに拭きとって、追加で吹き付けて、少し回転させて、また拭き取る このやり方でかなり綺麗に維持できる。もちろんローラー内部が汚れた場合には、しっかり洗浄してから注油したほうがいいけど、日々のライド後の作業としてはとても楽だよ。


チェーンルブって、きちんと作業するとチェーンの暴れる音も静かですよね。やはり山神のチョイス!店長は音がしない時はいなくなってますもんね!だから、たまにメイン集団で帰ってきてもみんなは、「(......この集団に店長がいるはずがない)」って感じで見てますもんw


もうこの話はやめましょう。あと、拭き取るときは何でもいいけど、あんまり細かい糸が出ていないものがいいよ。細かい部分に絡まるのは避けたいからね。ワコーズにはメカタオルっていういい商品があるけど、ステマになるから画像だけ貼っておくね。

ご一緒にどうぞ~ ワコーズメカタオルは1箱買えばホビーレーサーなら結構長く使えますよ。
さて、次のページでは特徴ありすぎるクライマー、巻島先輩と真波山岳くんのセッティングを紹介します。


ワコーズチェーンルブを吹き付けて。。。


吹きつけた直後はさらっとした液体。これなら狭めのところにも届く。


放置した状態を眺めたり、動かしたりしていると粘性が変化していくのがわかる。


10分経過してから指で触れてみると、最初よりも粘性が高くなっているのがわかります。


メーカー公認インプレッション